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 トルコ紀行 5 地底都市
7世紀になるとトルコにはイスラム勢力が台頭し、キリスト教徒は受難の時代を迎え、1万5000人
とも言われる人々がカッパドキア地方へ逃れてきたのです。
彼らは地下数十メートルに地底都市を築き、そこで信仰を守り続けました。
内部には無数の空間がアリの巣のように何層も重なった構造で、居住区、キッチン、集会所、
ワイン貯蔵庫、馬小屋、換気穴まであり、長期の生活に耐えられるようになっています。
この地底都市が発見されたのは1965年の事ですが、発掘調査を続けても設計図のようなものもなく、又一体の人骨も発見されていないそうです。今もなお謎を秘めたまま沈黙を守り続けています。
赤→は下りを 青→は出口を示しています。矢印通りに行かないと迷いますよ。


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今でこそ電気が灯ってますが、昔は真っ暗闇ーーよくぞ作ったものと感心しました。
発掘作業もさぞや困難を極めたことでしょうね。

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左は石臼 右は空気穴です。地下8階まであるそうですが、見学できるのは地下3階までです。 トルコ紀行 5 地底都市_b0061108_23351634.jpg  トルコ紀行 5 地底都市_b0061108_23361377.jpg
by yuriy123 | 2008-04-29 20:03 | 旅行 Topへ戻る


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